私の感じる発達障害の3つのタイプ③
皆さんこんばんは☆
ミドリです。
今回は、途中で止まっていました「私の感じる発達障害の3つのタイプ」の続きをお届けさせて頂きます。
勝手にシリーズ化していた私の発達障害についての考察を、
4月の滑り込みで遂に完結させて頂きます!
今回はラストとなる、
②過去世での辛い経験、傷やトラウマなどによって、自分に向き合えないことが多くなり、自らそうした部分を閉ざしているが故に、それが今世で発達障害の症状となって現れているタイプ
このタイプについてとなります。
このタイプの方は実は多く存在しているように感じます。
いわゆる魂レベルでこじらせてしまってる方です。
こうした傾向性が発達障害の症状として現れてしまっている、要するに自らを閉ざしてしまっている方であり、
またエゴに強くとらわれてしまっている方である、ということも言えるかもしれません。
発達障害の方の特性や症状にはとても個人差があります。
今までの経験からもそれはとてもよく理解できているのですが、しかしそれだけでは説明がつかない点があるということ、一般的に説かれている症状とどうも異なる点があること、
という疑問を私はずっと感じていました。
ここでその一つの例について述べさせて頂きますね。
ASD(アスペルガー症候群)の方は嘘がつけない、嘘がつけないが故に正直に余計なことまで口に出してしまい、コミュニケーションで問題が起きやすい、という特性がある事が一般的にいわれているのですが、
私の関わる発達障害の方の中には、嘘が平気でつけるタイプが結構いるのです。
基本的にASDは空気を読む事が苦手であり本音と建前がわからないので、相手の意図を組むことが難しいですし、また場や状況に合わせて臨機応変に言葉を選んだり自分の発言の出し引きをコントロールする、といったようなことが不得手であるという特徴があります。
ですから太っている相手に「貴方はとても太っているね」などとみんなの前で悪気なくいってしまうのです。
それを言ったら相手がどう思うか、この場がどうなるか、自分がどう思われてしまうか、そのような事に思いを及ばせることが難しく、また自分の中に在るものをセーブすることが出来にくいのです。
ですから嘘をつく、ということが彼らは出来にくいのですね。
それ故その特性が社会のコミュニケーションの場面で大きな妨げとなってしまうわけですが、
しかし反面、裏表がなくて純粋で信頼できる、という評価を頂ける事も、関わる相手によっては起こり得るのです。
確かにそうしたタイプのASDの方は、とてもピュアで、その一見突飛な言動にも本当に悪気がないことが、関わってみるとよくわかります。
ですが私の経験では、明らかに悪気を持つことが出来るタイプのASDの方がいることもわかっているのです。
相手を欺こうと意図して嘘をついたり、裏で暗躍したり悪口をいったり、そういうことが普通にできてしまうタイプです。
もちろんそれが悪いといっているわけではありません。
人は誰しもそういう側面がありますし、私たちというのはそうしたところを円滑な社会的コミュニケーションをはかる上で活用してもいるからです。
ですが、ASDの特性とは外れます。
純粋なASDと腹黒くなれるASD、どうして2つのタイプがあるのだろう、
そしてこの違いはどこからきているのだろうと、私はずっと考えていました。
私はこの2つのASDの傾向性、その特性に関して深く観察していきました。
純粋なASDのタイプは、それぞれ個性は在れど、基本的に人を疑う事を知らず、損得も気にせず、ただ自分のありのままをいつも表現します。
人にどう思われるかという判断基準、価値観をもともと持ち合わせていないような感じです。
ですから上手く立ち回るとか、自分を良く見せようとするとか、立場を良くするために本心と違う選択や発言をするような事は全くしません。
しないというかできないといった方が正しいですね。
ですが、腹黒くなれるASDのタイプは、定型発達者と同じように、
自分を良く見せるために話を盛ったり、自分の利益の為に嘘をついたり、自分の失敗や都合の悪いことを隠したりごまかしたり、といった事が意図的にできるのです。
とはいえやはりASDの方なので、それが成功しているかといえばそうでない事の方が多く、そしてそれが成功しているかどうかも自分ではわかっていない事が多いのですね。
なので、自分なりに上手く立ち回ったつもりでいても、すぐにそのぼろが出てしまったりそもそも何も隠せていなかったり、後からつじつまが合わなくなったり自分から意図せずばらしてしまったりして、結局かえって信頼を失ってしまう、ということになりかねないことが多いのです。
でも自分では上手く行っていると思っていますから、それなのになぜどんどん風当りが悪くなっていくのかわからず結局苦しくなり、最終的にはやっぱり上手くいかなくなってしまう、という展開になってしまいます。
以上の2つのASDのタイプの方の特性の違いから、
彼らは同じASDという診断や疑いを持っているけれども、そもそも根本的に異なる成り立ちと実体を持つ方々なのではないかという、新たな疑問や仮定を持つようになりました。
そして私は施術者ですから、
やはり施術やリーディングを行っていくことでそのひとつの答えに近づいていきました。
腹黒くなれるタイプのASDの方は、やはりとても封印やブロックが多く、また封印している能力も特徴的なものが現れました。
それは例えば、「植物が太陽を目指して伸びるようにまっすぐ生きる能力」であったり、「健全に成長することが出来る能力」、であったりと、生命が当たり前に生命活動を営むためのベースとなる在り方、生き方の部分でさえ封印してしまっていることが多く見受けられたのです。
このようなある種人間として生命として、存在するのに至極当たり前の事が封印されているという事は、純粋なASDのタイプやその他の発達障害の方には私の施術の経験では今まで見受けられる事はありませんでした。
そしてそうした能力が封印されている事を見つけるにつけ、自分を生きる事への抵抗、というものを強く感じるのでした。
また、やはり過去世での生を回数多く繰り返している傾向性が高く、
深く観ていくと、毎回その辛い人生から目をそらし続け、どんどんその課題や学びを先送りにしていくので、さらに閉ざす部分が多くなり、まともに自分と向き合う事がどんどんできなくなっていってしまっていることが観て取れるのでした。
そうなっていくとよりエゴが極まっていきます。
見たくない部分は見ないことにすることができ、何でも自分ではなく他者のせいにすることが本気でできるようになり、他者や現実の物事の詳細なんてわからないほうが自分を守るのに都合がいいので、全く感じ取れなくなっていくのです。
また自分の辛い感情から逃れるために、自分の感情さえ本当に感じられなくなっていくのです。
もちろんそのように閉ざす部分が多くなる事で、さらに沢山の弊害も生まれます。
それがこのタイプの発達障害の方の様々な症状や問題となって現れているのだ、といえる事にいつしか私はたどり着き、それなりの確信を持つことができるようになったのでした。
このタイプの方々は、過去世において、何度となく辛く苦しい経験を重ねてきてしまった、傷だらけの方々なのかもしれません。
そうして自分と向き合う事を避け自分をどんどん閉ざし続ける事でしか、その痛みに耐えることが出来なかったのかもしれません。
ですが、例え過去世で幾度となく繰り返された悲しみから逃れる為であったとしても、やはりこの状態はエゴでしかないのです。
このように自分を閉ざす事によって障害の症状を呈してしまうほどの、究極的なこの状態は、エゴの極まった状態なのです。
エゴの極まりですから、腹黒くなるなんてお手の物なわけです。
エゴに覆われれば、自分の本質、真実を生きることを妨げられてしまいます。
自己覚醒が難しくなるのです。
今世の自分の課題をクリアする事も、学びを進める事も、やはりとても難しくなってしまいうでしょう。
自分と向き合う事をしないで済むように自ら閉ざしているわけですから、
それを過去世から繰り返して今の状態になっている方がほとんどですから、
学ぶ気などさらさらなくなっているのです。
ですから、嘘をついたりごまかしたり腹黒く暗躍したりしてしまうのです。
誠実にはなれないのです。
誠実になったら終わりなのです。
自分と向き合わなくてはならなくなるからです。
これが、②のタイプの発達障害の方の成り立ち、実体であると私は思います。
ですがこうして自分に向き合えないまま輪廻を繰り返していくうちに、カルマだって極まってきてしまいます。
先送りにした課題もどんどん大きくなり、いろいろなことが複雑化したり重症化していってしまうのです。
ですから、このタイプの発達障害の方は、本当にとても生きづらくなって今世で八方ふさがりとなっている状況の方が非常に多いのです。
前回お伝えしました、③の発達障害のタイプの方の、
自ら望んで障害の状態を請け負って生まれてきていたり、またスターシードであるが故の生きづらさを抱えながらこの地上で生きている、といったようなところとは、②のタイプの方とは根本的に異なる事がわかるでしょうか?
③のタイプの方は覚悟をもって生まれてきているのですね。
今の自分を基本的には全て受けいれており、そして受け入れたその自分で、この地球で成されたいことがある、学びたいことがあるのです。
だから障害や困難があっても逃げも隠れもしないわけです。
その姿がとてもピュアで美しく、逆にいっそう信頼を勝ち取る事もあるわけですね。
ということで、今回の例でいえば、
腹黒くなれるASDのタイプは、②の発達障害のタイプの方であり、
純粋で嘘の付けないASDのタイプは、③の発達障害のタイプの方となる、
ということが言えるかと思います。
同じASDの診断を受けていても、その成り立ちや実体が全く違うというわけです。
こうしたことが、発達障害の方への対処、困難の改善の難しさであるのではないのかなと、私は思います。
ですから、②のタイプの方への施術や対処はやはり難儀なものになります。
その方の拗らせ具合にもよりますが、何しろ自分で自分に全く向き合えない方がほとんどですから、こうしたヒーリングの効果をひとつひとつ自分が受け入れていくのもとても難しいのです。
②のタイプの方はせっかくのヒーリングの効果がすぐに元に戻ってしまう事がとても多いです。
やはりとても抵抗が強いのですね。
ですがそれでも私に依頼をしてきて頂けるわけですから、やはりそれでも自分自分の人生を何とかしたいと切実に思われていらっしゃるところがあるのも事実なのだと思います(ご家族からのご依頼もありますが)。
依頼をする、ということに行きついただけでも、とても素晴らしい事であると思うのです。
そしてここまで書いておいて何ですが、
最終的にはご自身の人生ですから、
やはりどんな選択をするかはご自身の自由になります。
最高に逃避の人生を送る!
というのも、その方の魂からしたら、とても有意義な学びとなるのかもしれません。
私のところでは、
自分の人生を変えたいと思って勇気を出していらしてくれた方に、
精一杯お手伝いをさせて頂く、ただそれだけに徹していきます。
②のタイプの発達障害の方には癒しがたくさん必要ですし、その拗らせをじっくりほどいていき、
最終的に自分の本質、自分の真実を開いて、自分らしい輝きに溢れて楽しい人生を自分で送れるようになれるところを目指して、サポートさせて頂きます。
そうなっていければ、障害だの不都合だのというところは、ある程度からはもうどうでもよくなっていくものです。
というかその状態で自分に残った全ては、自分にとって必要でプラスで愛すべきものに変わっているのです。
そう受けいれることが出来ているのですね。
ということで、発達障害の事でお悩みの方、又ご家族に発達障害の方がいる方で、こうしたアプローチで自分の障害に関しての問題を解消し、自分の充実した人生を開いていくサポートを受けたいと思われる方は、遠慮なくご相談くださいね。
それでは長くなりましたが、
ようやく一応完結です(^^ゞ
発達障害についての考察は、又機会があればお伝えしたいなと思っています。
それでは皆様、良いゴールデンウイークを♡♡♡
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