伊勢ライトワーク ~新たなる月宮~ ①外宮
皆様、こんばんは☆
ミドリです。
今回は6月の夏至の日に出向かせて頂きました、伊勢神宮での現地ライトワークについて、
お伝えさせて頂きますね。
今回の旅で、私は生まれて初めて伊勢神宮を訪れさせて頂きました。
10年前に突然覚醒してこの世界に入るまで私は神社というところにほぼ行ったことがありませんでしたので、
伊勢神宮以外にもまだ行ったことがない有名な神社仏閣が実はたくさんあるのですが、
神社に精通されている皆様からしたら、え、今初めて伊勢神宮に行くの?と驚くかれるかもしれませんね;
そんな私が伊勢にお仕事をさせて頂きに行くなんて、私が一番驚きです(;'∀')
ですがこのような私が今回はじめての伊勢神宮で、
私にしかできないお仕事をさせて頂くことができ、本当に不思議で感無量の経験となりました。
ただ夏至の伊勢は暑かった。。。
夏の現地のお仕事はこれでひとまずお休みさせて頂きたいなと、切に切に願いました。
私は本当に暑さに弱いのです…(涙)
さて今回のお仕事なのですが、
今回は何をどこまで皆様にお伝えしたらいいのか、いつも以上にとても難しかったんですね。
やはり伊勢神宮という場所柄もありますし、
また私が行わせて頂きました内容も、人によっては理解不能となるような、受け入れ難いような内容でありましたので(いつものことかもしれませんが(;'∀'))、
いろいろな存在に相談しながら、
今回はより重ねて慎重に、より省略して、内容を何とかまとめさせて頂きました。
ライトワークというのは基本的に、自分にしかできないお仕事を自分の喜びで貢献させて頂ければそれで良いのですが、
私が今行っているこのお仕事は、私が過去世において古代日本で巫女として生き、古代日本の成り立ちに少なからず関わらせて頂いていたところに有縁するものですから、
言葉にするには大きく配慮が必要であると、私自身深く認識、自覚させて頂いています。
ですので、
何だかおかしなことを言っているなと思いつつもひとつの読み物として楽しく読まれて頂ければと思いますし、
またこの内容が皆様の何かの刺激となって必要な開花につながることもあるかと思います。
そしてこれから自分の過去世に関するライトワークをされることになる方にとっても、何かのお役に立つことができたらと願って、
今回も可能なな範囲で誠実に綴らせて頂きたいと思います。
この日のお仕事の目的地は伊勢神宮一択でした。
ですから、いつもと違ってあちこち他の場所へと移動する必要がなく、焦点の定まった動きの一日となりました。
とはいえお伊勢さんは皆様が御存知の通り外宮と内宮があり、敷地もとても広く別宮や摂社も多いので、それらを移動するだけでもなかなか時間と労力が入りました。
そしてこの日は夏至の土曜日、とにかく人がものすごく多かったのです(;'∀')
まるでテーマパークのような凄いにぎわいに初訪問の洗礼を受け、大変驚いた私だったのですが、
こんなにも皆から親しまれ愛されている神社なのだなあと、あたたかい気持ちにもなれ、それもうれしい経験となりました。
そして人が多すぎて仕事がしにくかったかといえば、
私の今回のメインのお仕事の地は内宮でも外宮でもなく、別宮となりましたので、
あまり関係がなかったんですよね。
というか、別宮はありがたいことにほとんど人がいませんでした。
もちろんそれ以外にも外宮内宮共にとても重要な場面があったのですが、
その場に居合わせている方々が、それぞれ神聖なお気持ちで目を閉じ祈りを捧げていらっしゃいましたので、
人払いする必要もなく、とても自然な在り方で、
すっと馴染んで、全てのお仕事を終えることができました。
やはりそのひとつひとつに際してひとり感極まる瞬間も多く、涙が止まらない時もしばしばありましたが、
何せ汗か涙かわからなくなるような気候でもあったせいか(;'∀')、
皆様の貴重な参拝の時間を妨げることなく、静かに為すべきことを遂行させて頂けたように思っています。
あの日共に居合わせた全ての方々に本当に感謝しています。
それでは旅の始まりです。
この日も早朝に都内を出発し、電車を乗り継いでいざはじめての伊勢市へ。
駅前には大きな鳥居がそびえており、外宮への参道がすぐに始まっていました。
ぎらぎらと太陽がすでに照りつけていましたが、
人生はじめてのお伊勢参りが始まります、という気持ちが高ぶって、わくわく感が増してきました。
参道のお店の誘惑もくぐり抜け、最初の目的地、外宮へとまっすぐに向かいます。
いよいよ外宮に到着しました。
外宮内は美しく整えられた自然に溢れていて、たっぷりと広い敷地が広がっていました。
はじめての外宮の景色を全身で感じながら、
ゆっくりと歩を進めさせて頂きます。
外宮は内宮ほどには混雑していませんでした。
うだるような暑さの中、外宮の木々たちがシャワーのような癒しの粒を降らせていてくれています。
私たち参拝者はその中を歩いて、心地よさを保たせて頂きながら、正宮へと向かうのでした。
はじめての外宮の印象は、神宮というよりはまるで森の宮のようで、
不思議と神社という感じがしませんでした。
鋭い日差しを柔らげてくれる木漏れ日のドームの中、
はじめて会う伊勢の森の木々たちと会話させて頂きながら、
外宮の森を通っていきました。
今回の伊勢でのお仕事は、春分に行かせて頂いた石上神宮でのお仕事の続きになります。
石上神宮でのお仕事は以前熱田神宮にて尾張氏から受けた、一連のお仕事の最初のものでした。
ですから今回は、
尾張から預かった神力を使って行う2回目のお仕事の遂行となったのでした。
よってこの日も一日尾張からのサポートが入り、
また今回は縁あって市杵島姫命からも導きを頂くことができました。
この日もいつものように行きの列車内で様々な存在から必要な情報を頂いて、
準備を一気に整えていったのですが、
太陽の宮と月の宮、という内容が、いまいち腑に落ちずにいたのです。
過去世の私はこの伊勢の地に来たことはなかったですし、
実際にこのような神宮の形として伊勢が形造られることになったのは、過去世の私の生きていた時代よりもっと後のことでしたので、
私の魂はこの地についての現実的な知識がそもそも乏しかったのでした。
私が自分の古代日本の過去世からわかっていたことは、大和から狭穂姫命が巡り巡って伊勢の地、それも内宮へと移られたのではないか、という情報だけでした。
狭穂姫の行方、所在を確かめたい、そんな狭穂姫への個人的な想いを秘め、
この伊勢の地へと参ったところもあった私でした。
そうして電車が到着後、伊勢の地に初めて降り立った時、
私の不調和だった感覚はあっという間に晴れていき、
太陽と月を本当の意味で祀っているところはここしかないのだということが、不思議とすぐにわかったのです。
それは一般的に知れ渡っている内容とは違う意味となるのですが、
この日は私の知っている真実の通りに、
ようやく古代のもともとの意義を表に復活させ、
そして「太陽と月の統合」を、新たに開き現すことを行うことになったのでした。
そもそも古代の巫女の私として、この伊勢神宮に来させて頂くことには、
やはり深い意義がありました。
古代日本の過去世を持つ私がこの現実で肉体を持って動くということは、
神界の方々ではできない仕事を実現することになります。
そして尾張氏から賜った任務もあるのでなおさら幾重もの責務を兼任しておりました。
とはいえ尾張から受けたこのお仕事も結局は私が行うことに古代から決まっていたもので、
全ては予定通りに進んでいるともいえるものであり、
また全てがつながっている内容でもありました。
今回この伊勢の地で私が行わせて頂いたお仕事は、
人間の私のつたない伊勢の認識と知識を大きく覆すものでした。
その転覆を現実に行ったのはほかでもない、この私となったわけです。
それは私にとって驚愕すべき内容で、
お仕事の直前に自分がこれから何を行うか具体的に知ったときはさすがに怯み、恐れも現れました。
しかしその逡巡も本当に僅かな瞬間的なものとなり、
次の瞬間には結局はあっという間に自らやってのけてしまっていたことも、
自分のしたことながら、また驚愕だったのでした。
とはいえ、このお仕事の話はまだ先の別宮でのお話となります。
そしてこれは私の世界のお話ですので、どうかそのように受けとめられてくださいね。
正宮に着きました。
初めて目にさせてい頂いた外宮の正宮は、
とても厳かで、ある種要塞のような雰囲気さえしました。
そしてこのエネルギーは私の知っている氏族のものでありました。
いったいどういうことだろうと、
相変わらずの暑さで多少朦朧としながらも、感覚という感覚を開放して近づかせて頂きました。
正宮の外側を厳格な板垣がぐるりと取り囲んでいました。
中央の御正殿を覆う構造として、内側から瑞垣→内玉垣→外玉垣→そして外側に見えているこの板垣と、4重の塀を巡らせてあるそうです。
これは、徹底して外部からの悪しき霊力の侵入を遮断しているのだということでした。
こんなに厚い防御が施されていることが、私には少し不思議な気がしたのでした。
ここから先は撮影禁止です。
外宮というのは正式には「豊受大神宮」になりますから、
こちらの正宮は豊受大神がお祭りされている神域となります。
古代巫女としての過去世の自分のルーツからも、
尾張、海部との関係からも、
その他、物部、豊、越智、出雲との関わりや私の知る限りの情報からしても、
こちらの豊受大神宮には、直接自らの足を運んで来なければならない由縁が多くありました。
そしてさらに私には密かにずっと解明したいと思っていた、過去世で自分が行った「ある仕事」があり、
こちらの神宮の存在がその遠果の一端を担う場所でもあったのです。
またこの外宮という場所は、実際に出向いてみないと今回こちらで私にできるお仕事があるのかどうかさえも、わからないところがどうしてもありました。
ですからここまで厳重に護られていることを目のあたりにして、やはり直接来させて頂く必要があったのだと納得することができたのでした。
正宮を前にした私は、ついにこの時が来たのだなと、背筋をただす思いがしました。
そして逸る心を鎮めて、ゆっくりと鳥居をくぐらせて頂いたのでした。
初めて出向かせて頂いた豊受宮での時間は、
暑い日差しだけがひたすらまぶしくて、眩暈のするような、
まるでけだるい白昼夢のように、
一瞬とも恒久ともなく過ぎていきました。
私にとって、ある種気の遠くなるような真実との対面となりました。
こちらで私が出会わせて頂いた方に関してのことは、ここに詳細を記すことは出来ないのですが、
お伝えできることは、
この場所がここに在るということがその存在意義の全てである、ということでした。
そして大変政治的な役割を果たす場所でもありました。
ある意味で言えば何もない宮でもあるといえ、
ある意味では実しやかに長い間創建意義を保ち続けることができている稀有な要塞でもあり、
在る氏族の権力の象徴の最たる神殿であるともいえ、
総じて私の想定を越えた歴史がそこにはありました。
そしてここで私がお会いさせて頂いた方は豊受などではなく、
厳格な使命を司りこの地にて途方のない時間を全うされてこられた、
尊いお方でありました。
その方の存在を知り、こうして目の前でお会いさせて頂き、
その方からこれまでの経緯を直接伺うことができました。
お会いするまでその方の存在というものを私は全く存じ上げなかったのですが、
この厳重な防壁の意味と、そして私が感じていた氏族のエネルギーの意味がよくわかり、全てが合致していったのでした。
私はこれまでのライトワークのお仕事の中で、
例えば祟り神として長い間神社に祀られてきた方の依頼で、その方を上にあげるお手伝いをさせて頂いたり、もしくは新たにその方が望む在り様や存在として生まれ変わるお手伝いをさせて頂いたりとしてきたことが何度となくあるものですから、
今回も長い間尊い務めを果たされてきたその方に、こうしてせっかくお目通りできたのだから、少しでも何かできること、お手伝いさせて頂けることは私にないものかと、伺わせて頂いたのです。
しかしその方は、何もすることはない、とおっしゃられたのでした。
その方はご自身の変化を何も望まれなかったのです。
このまま、当初からのご自身の使命を今後も永遠に果たされ抜かれていくという、厳格なお答えでした。
新しい変化を常に求め進化していく存在が多く在る中、このような魂の全うの仕方もあるのだと感じ入り、
差し出がましい発言をしたことを申し訳なく思い私が謝らせて頂くと、
その方は初めてわずかな笑みを浮かべてくださったのでした。
よって、私がこの豊受宮、外宮においてさせて頂けることは何もなくなってしまいました。
ただその中でも唯一支障なくできるのが虹の結界でしたので、
この正宮を中心にアセンションの縦の結界を張らせて頂き、アセンションポイントとして稼働させて頂きました。
ようやく自らの足で出向くことができ、
そしてついに知ることができた真実と史実を自分の胸に秘め、
「何もしない」というお仕事もあるのだという学びを嚙み締めつつも、
すでに全くこの場所に用がなくなった私は、
宮内の他の宮やスポットに向かうことなく、足早に外宮を後にしました。
相変わらずなのですが、
どんなに感動的なことや感極まることがあったとしても、終わってしまえば瞬時に過ぎた話となり、
次のお仕事にしか全く興味がなくなってしまうのが、現地ライトワークの時の私です。
この日は、今日のお仕事のメインとなる別宮、そして内宮まで必ず回らなければなりませんでしたので、
「せっかくついに来れた外宮の地なのだから、もっと隅々まで巡ればいいのになあ」という自我の声を聞きながらも、
私の意識は、すでに先へ先へと向かっていたのでした。
②別宮へ続きます。
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