伊勢ライトワーク ~新たなる月宮~ ②別宮
皆様、こんにちは☆
ミドリです。
今回は伊勢ライトワークの前回の続きをお届けさせて頂きますね。
外宮、別宮、内宮と、3回に分けて記していく予定ですので、ご興味のある方は引き続きお読み頂ければ嬉しいです。
今回は「②別宮」となります。
そしてここに記す内容は、私にとっての真実のお話となりますので、
皆様は、一つの物語やおとぎ話のように、苦なく受け取って頂ければ幸いです。
それでは以下、何卒宜しくお願い致します。
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さて次に向かったのは、
いよいよこの日のメインのお仕事の場となる別宮、「月夜見宮」となります。
伊勢には「ツキヨミ宮」と読む2つの別宮があるのですが、 私が向かったのは伊勢市駅程近くにある、外宮の別宮である「月夜見宮」のほうでしたので、 外宮から歩いて向かいました。
15分弱程度の道程でしたが、暑さに弱い私にはもちろん過酷な道中となりました(涙)
照りつける太陽と蒸し返すアスファルトの熱気にまみれて、 もう自分でも笑ってしまうくらいにあっというまに絶望的な状態となっていました。
たとえどんなお仕事があっても夏至に外出するのは金輪際未来永劫やめようと、心に誓い続けた道中でした(;'∀')
距離が短くても乗り場で待つことになっても、タクシーを使えばよかったな…
15分後迷うことなく倒れることもなく、
無事に月夜見宮に到着できた時はいろんな意味で本当に感動的でした。
月夜見宮の入口です。
こちらがこの日のメインのライトワークの場となります。
この宮は、本当に見事なまでに美しく完璧な、森の宮でありました。
古代からのお社というのはこのように、寸分違わず自然と一体となった、
本当に完璧な神域であるのですよね。
私の瀕死の感覚がこの宮の中に入ると、途端に生き生きと蘇ってくるのでした。
入口の鳥居をくぐると桝形の石垣の道が現れ、
その短い道を通って、明らかな結界の中へと入っていくことになります。
結界は大変強固でいて自然で、
無理なく見事にこの周辺地域の中に静かに溶け込んでいて、
無駄に目立たないためなのかその存在感さえも上手く消されていて、
とても高い技術のものであることが観受けられました。
この高度な結界は、張られた当初から長きにわたり全く崩れることなく、この地を堅固に護り続けてきたのでしょう。
そしてさらに境内の中へと進んでいくと、一気に神木たちの精気に包まれるようになり、
とても不思議なのですが、
その清涼な神気と共に、突然涼しくなったのです。
生い茂る木々たちのおかげで木陰が多くできているのもありますが、
あのうだるような暑さと湿気がもう感じられません。
実は行く前に伊勢神宮の中は涼しいよと聞いていたのですが、
残念ながら外宮も内宮も全く涼しさは感じられず、木々たちの癒しのおかげで何とかやり過ごすことができました。
ですがこの月夜見宮は本当にとても涼しくて、何とも爽やかで、
清々しいエネルギーと光に満ちた心地よい空間が広がっていたのでした。
この月夜見宮は伊勢市の中心部に位置しており、古くは高河原と呼ばれたこの地域の川の流れと農耕に深いつながりのある古社であるということでした。
そして、月夜見宮の御祀神は月夜見尊と月夜見尊荒御魂であるということで、2つを合わせて一つの社殿にお祀りしている、というのが正式ないわれであるそうです。
しかし実際に私が観たのは異なる真実となりました。
受け継がれてきたこの地を長きに渡り護ってくれていたのは、こちらの楠の大木でありました。
樹齢数百年の楠は、空襲も乗り越えて、
古代からの聖なる使命を受け継いできた精霊の現在の母体です。
そして本殿では、
古代過去世の私の後継となる巫女たちが、この聖地をずっと護ってくれていたのでした。
私はこの地で彼女たちに初めて会うことができ、とても驚きました。
当時、私のことを護り切ることができなかったことを巫女たちはずっと悔いてきたこと、
そしてこの地で私が今世になってやってくることを待って、ずっとこの地を護ってきたのだということを、
私はこの時初めて知ったのでした。
この地は古代過去世の私が命を失ってからずっと後に建てられたお宮でありますので、
私自身はこの地の存在を知らないのです。
この聖地自体はもともと、古代の私の命よりもずっと昔から存在する神域だったのですが、
今の意義を持つ宮として形成されたのは、私のずっと後世となるのでした。
ここは月神の宮。
そして私は古代の月神の姫巫女です。
この地は後継のわが一族のつかさどる神宮であったのです。
巫女たちは言いました。
というより、私に誓いを立ててくれたのです。
これからもこの地で、
今から私が創るご神体に仕えて、ずっと護り続けますと。
こうして私がこれから行うことがしれっと判明してしまったのですが、
私がこの地で行う今回のお仕事は、新しいご神体を創ることであったのでした。
それはとても驚くべきことでした。
これまでも様々な存在の変化のお手伝いをしてきましたが、
一からご神体を創ることなど、当たり前ですが私はしたことがなかったからです。
それをこの聖地でこの私が今から行うのかと、
さすがに怯む気持ちが湧きました。
これまでどんなお手伝いであっても、自分のできるお役に立てることは尽力させて頂いてきたつもりですが、
私に起因する0からの創造、それも御神体を創るということは、初めてであったのです。
しかし前回の「①外宮」でも記したように、
その逡巡は一瞬で消え、終わりました。
今回のお仕事は、月と太陽の統合の地を地上に顕現させることです。
それは陰陽の統合の象徴の地ともなるのでしょう。
それには月神がなくてはなりません。
ですが残念ながらおかしなことに、この伊勢の地には月神がいないのです。
ずっと、月神は隠され、消され、実体がなかったのです。
その歴史を今回外宮で教えて頂いたばかりでした。
ですから、今回の私のお仕事を遂行するには、
月神を現わさなくてはならないのです。
さあやりましょう、〇〇、そのためにここに来たのでしょう、
私たちが力添えさせて頂きます、
すでに全てわかっているはずです、
この地に集う精霊たちや巫女たちが、口々に私を鼓舞してくれました。
ずっとこの瞬間を待ちわびていた彼らです。
私はその年月と想いの重さにこたえなければならないと感じ、
そしてその瞬間にこたえる準備がもう自分に整ったのを知りました。
私がひとりでやるのだと奢るから、恐れが出るのだ、
皆でやるのだ、
そう、悟ることができました。
こうして私は皆の力とともに、
この地に新たなご神体を築く創造の儀、創造の祭祀を行うことになったのです。
それともこれは創造の術とでもいうのでしょうか。
準備の整った私はすぐにそのまま、境内のずっと左隅の方に奥まってお祀りされている、黒い楠の木のもとへと導かれていきました。
こちらの楠の木はこれまで落雷や焼夷弾にあい何度も焼けながらも朽ちることなく残存している、月夜見宮を身を挺して護ってきた神木であるということでした。
そして私はこの尊い楠から、楠がその身を挺してずっと護り抜いてきたという、
小さな朱と白の玉を受け取らせて頂いたのでした。
この紅白の2つの玉を受け取ると、妙に既視感を覚えました。
私が神妙な面持ちでこの玉を見つめていると、
お忘れですか、
もともとは貴方から受け継いだものではないですか、
と皆が言うのでした。
なんとこの玉は私が創った玉でありました。
過去世の私が、月神の御神体を為すべく、自分で創った玉だったのです。
この時に一気に私の中にその時の記憶が蘇り、
これから行う私の創造の準備を、私自身が行っていたことを思い出したのでした。
この玉は、
月神の御神事の効果を現すことができる玉、
月のご神体をお祀りするべく、 私が古代にまだ存命していた時に、
自ら創ったのです。
どのようにして長い長い年月の間、それを受け継ぎこの地で護り通してきたのか、
私には知る由もありませんが、
今この地に私がやってくるまで確かに、
ここにいる方たちが命をつないで、想いをつないで、
護り続けてきてくれたのでした。
次に今度は、敷地の右奥の方に座している、土地神のもとへと向かいました。
こちらは高河原神社というお社で、
この周辺地域の古くからの守護神を祀っている摂社であるといういわれがありました。
土地神は、「待っていました」とすぐに私の前に現れてくださり、
この土地の権利を私にお渡ししてくださったのでした。
こうして必要なものを揃えさせて頂いた私は、再び中央の社殿の前に向かわせて頂きました。
社殿の前に再び立った私は、
行うこと、その仕方がすでにわかっていました。
この月夜見宮の全ての皆の力、エネルギーをわけて頂いて、
皆と共に、
この朱と白の玉から御神体を創造させて頂くことができました。
まず創らせて頂いたのは、自分の神体でありました。
次に尾張の神宝をここで使わせて頂き、
その私の神体を使って、月神の御神体を完成させて頂いたのです。
完成した御神体は不思議な赤みを帯びていました。
この赤は朱の玉の色でもあり、私の血の色でもありました。
朱の玉は自分の身を投じて創った玉であったのでした。
自分の命であり分身でもあるこの御神体は、
古代の巫女の私の効力をすべて備えておりました。
私は恐れ多くもこの月夜見宮に、
私の命から創った御神体をお祀りさせて頂くことになったのです。
この御神体には〇〇命というお名前を頂きました。
これは古代の私の名前から創った神名となりました。
こうしてこの地にようやく月神をお祀りすることができました。
私はその不思議さと神秘さにまだ自分の心が追い付かないままではありましたが、
お仕事は着々と進行していき、
最後の仕上げとして、この宮に新たな風の結界を創らせて頂きました。
この結界は、生き物のようにずっとぐるぐると流れをつくり続ける、
自発的な動きが生を生み続ける結界です。
最後にこの結界を構築させて頂くと、
空気がひんやりとつめたくなり、一瞬寒ささえ感じたのでした。
停滞はよどみを生みますが、
この地はよどまずに生き続ける、
巫女たちと精霊たちと共に、
たとえ今後何らかの因によって物質が朽ち果てることがあっても、
この月宮の働きは、留まることはないのです。
こうして、別宮、月夜見宮でのお仕事を全て終えさせて頂くことができました。
今回は珍しく、去りがたい名残惜しい気持ちをわずかに味わいながら、
大切な仲間たちに別れを告げ、
後を託してお宮を去らせて頂きました。
形容しがたい余韻や残像が自分の中にまだ残っていましたが、
別宮を出ると、一気にギラギラとした太陽の光と熱風にさらされて、途端に現実に引き戻されました。
次は今日の最後の目的地、内宮へと向かいます。
がその前に、おかげ横丁でひと休みすることにしました。
酷暑と2か所でのワークにより早くもふらつきつつあり(;'∀')、またこの日は一斉ワークイベントもあり作業もしたかったので、大盛況のおかげ横丁をwi-fiを求めてさまよいました。
どのお店も激混みな上に長い行列までできていました。
恐るべし週末+夏至のおかげ横丁です。
おまけに立ちはだかるwi-fiの壁。
もうこのまま内宮を飛ばして東京に帰ってしまいたくなってきた頃、
私のニーズを満たしてくれたのはスタバ、伊勢内宮前店でした。
輝くスターバックス☆彡
おかげ横丁にもスタバがあるんですね。
伊勢仕様の和風の素敵な店舗で、店内座席はありがたいことに結構ガラガラでした。
安定のwi-fiと安定のコーヒー。
助かりました~。
休息と作業を終え、これでラストの内宮へと向かうことができます。
この日の主となるライトワークは別宮で終了しているのですが、
内宮にも行くべき理由が残っていました。
内宮では内宮の出会いと真実、ライトワークがありました。
もちろんこれは私にとっての真実であるのですが、
ここからは、「③内宮」へと続けさせて頂きますね。
お読み頂きありがとうございました。
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