奈良・山の辺の道ライトワーク~古代の巫女~檜原・纏向





皆さん、こんばんは☆



ミドリです。








今日は満月ですね。




今月も満月の一斉イベントを開催したかったのですが、忙しさのあまりその準備が全然間に合いませんでした(;_;)



お待ちいただいていた方もいらしたようで、

申し訳ありません。



ですが、何とか今月末あたりに一斉ワークイベントを行わせて頂こうと思っていますので、

よければ今月末に是非ご参加くださいね。







さて今月から提供を開始させて頂きました、

「スターシードライトワーカー覚醒」に覚醒される方が日々着々と増えていらっしゃり、本当にうれしい限りです♡


どうもありがとうございます。



皆がそれぞれ独自のライトワーカーに覚醒されて行くことが叶えば、これからの世界はなんと喜びにあふれたものとなるだろうかと、常日頃夢想していた私ですので(笑)、

本当にうれしくて楽しいお仕事を毎日させて頂いております。



すでに準備ワーク中の方、アフターワーク中の方、

引き続きどうぞよろしくお願い致します♡



そしていつかのお申込みをご検討中の方も、もうスターシードライトワーカーとして活動されている方も、

皆様ともに今後も楽しく、今日の地球を彩っていきましょう♡







詳細はこちら









それでは本日は、奈良ライトワークの前回からの続きをお届けさせて頂くのですが、

今回はようやく三輪から出て、檜原、纏向の地へと向かうこととなります。




ようやく後半の佳境へ向けてスタート…というところなのですが、

この春分の旅のご報告は今回のお届けでラストとなりました(;'∀')




三輪であんなに引っ張ったのに、え?という感じですが、

春分の日の後半の内容が、やはりブログで詳しくお伝えできないことばかりだったということで、今回割愛しつつひとつにまとめてさせて頂くことになりました。




その代わり奈良での実質的なお仕事の続きとして、

先月の夏至に再訪した奈良でのライトワークにまたつながっていきますので、

夏至の奈良ライトワークとしてのご報告を、またこれからお届けさせて頂きたいと思っています。






春分の日は、私自身の過去世への導きと再会の衝撃が強く、

ある意味で、私にとってセレモニー的な意義の強い内容の一日となりました。



それ故、行わせて頂いたお仕事もさらに続きの展開が待っており、

過去世の自分の扉を開け統合の進んだ私として、新たに現地で行うことが次にあることがわかり、夏至の再訪へとつながったのでした。






ということで、

次の夏至の奈良ライトワークの報告も待っていますから、

今回の春分のライトワークの続きはちょっと駆け足となりますが、

ご興味のある方は今回もどうぞよろしくお願い致します。







奈良・山の辺の道ライトワーク~古代の巫女~三輪①




奈良・山の辺の道ライトワーク~古代の巫女~三輪②




奈良・山の辺の道ライトワーク~古代の巫女~三輪③








前置きが長くなりましたが、

前回は三輪での全てを終えたところで終了となりましたので、今回はいよいよ山の辺の道からスタートです。


ようやくタイトルの山の辺の道に入っていきまーす。














山の辺の道では、

山の自然たちと会話をしながら、自然の中に溶け込むようにして歩いていくことができました。



道中は物理的にも彼らを身体で感じられ、

頬を葉っぱにずっと触られているほど狭いエリアがあったり、

山中の荒い獣道を辿るような時もあったり、

登ったり下ったりと意外とアップダウンも多くて、

山の辺の道は自然に即した起伏と形態を味わうことができる、本当に素敵な自然古道でした。




この日はお天気がシビアだったのでほとんど人が通っておらず、

ずっと人間は私一人きりでした。














相変わらずお天気は荒れ模様となり、

山の辺の道に入ったタイミングで、さらに一気に崩れていきました。




雨がどんどん強くなっていき、風も驚くほど吹き荒れ始めます。

気を抜くと傘が飛ばされそうです。


この日は気温も真冬のように低かったので、歩いても歩いても汗をかくことがなく、身体が冷たいままで凍えるようでした。


しかし山の辺の道には当たり前ですがバスもタクシーもないので、

ひたすら歩くしかありません。





大好きな自然の中だけれど、お天気の過酷さに心身がくじけそうだった時、

突然、低い唸り声のような、地響きのような音が聞こえました。




ぎょっとして足を止め、おそるおそる耳を澄ましてみると、

その音はさらに重なって響き出し、だんだんと増えていきます。



立ち止まった場所はちょうど道横に沼のような湿地帯が広がっていて、道際の高い草の生えたあたりから特に幾重にもゴロゴロと低く響く音が聞こえてきます。



そしてぶくぶくがさがさと生き物の動く気配。





大変です。


大きなカエルがたくさんいました。



私はカエルが大の苦手なのです。





気づいた瞬間に恐怖で飛ぶようにその場を逃げ去った私でしたが、

駆け出しながら、自分の中に蘇ってくる遥かデジャブの映像にも追われていました。





私は昔何回もこの山の辺の道を通っていました。


毎日この道を通って移動していて、

同じようにカエルが怖くて目をつむって通り過ぎたり、

道の真ん中でたくさんのカエルに遭遇して通れなくなって半泣きで立ち往生していたりと、

何度も今と変わらず似たようなことをしていた過去世の自分を、思い出したのでした。



ああ、そうか、今世の私の生まれつきのカエル嫌いは、

この過去世からのものだったのかと、

走りながら頭の片隅で合点がいったのでした。





この日のあいにくの雨によって、生き生きと地上にあがって来出したカエルたちは、

〇〇ちゃん〇〇ちゃんと、

私の昔の名前を背中越しに何故か呼んでくれていたのですが、

この時ばかりは過去世の余韻も感傷もなく、私は一目散にその場から走り去ったのでした。





この時のカエルとの遭遇は本当に恐ろしかったです。


カエルに関しての自己統合は今のところ私にはまだ無理だなと、心から思いました(;'∀')














カエルの洗礼を無事に逃げ切り、さらに道程は続きます。



道がさすがにぬかるんできたので、

走ったのもあってスニーカーが泥まみれになってきました。


画像ではわかりにくいですが、横振りの雨にどう防いでも身体が濡れてしまいます。

かじかむ指に容赦なく雨水が絡みつきます。


天気予報は全然こんな予報ではなかったはず…。







早く目的地に到着しようと足早に進んでいると、途中脇道が現れ、その先の赤鳥居の向こうにいる龍から呼ばれてしましました。













ここは八大龍王弁財天大神社という神社へと続く道であるようで、この先にいる金色の龍からしきりに呼ばれています。



仕方なく、ぶつかってくる雨風に傘で必死で抵抗しながら、よろよろと坂を登っていくと、鳥居の奥には大きな池が広がっていました。












ああ、ここにはたくさんの仕事がある…とすぐにわかりましたが、

あまりのお天気の悪さに余裕を失っていた私は、すでにお待ちかね状態であった金龍に対してのみその場でお仕事をさせて頂き、

参道の奥に潜む社殿の神地には行かずに、ごめんなさいと頭を下げてまた山の辺の道へと早々に戻ってしまいました。


え、来ないの、という龍の驚きを背中で感じながら。



きっとまた、戻ってきます。

その時は頑張ります。



この時はそう心に思いましたが、いつ再来できるのかはわかりません。

(結局夏至の再訪の時にも時間がなくてこちらには来れませんでした。ごめんなさい)



…私ではない他の適任の方が来てくださるのかもしれませんね。













そうこうするうちに、今度は山が深くなってきました。


道の起伏も多くなり、方向も左右に曲がりくねるようになっていきます。



山が深くなると、少し雨風をしのぐことができました。













ところでこの日、山の辺の道を歩いていて驚いたことは、

山の自然たちが皆私を知っていて、

〇〇ちゃん、〇〇ちゃんと声をかけてくれることでした。



皆が、よく来たね、と口々に言ってくれるのです。




私が進むにつれて近くの木々がざわざわとざわめき、

私が進むより早くその先の仲間へと、

〇〇ちゃんが来たよ、と伝達してくれます。



すると、ええ、〇〇ちゃんが?本当に?とまた向こうでさらに木々たちのざわめきが聞こえ、

〇〇ちゃん、〇〇ちゃんお帰りと、

ずっと彼らの温かい声で出迎えてくれるのでした。



悪天候だったけれど、彼らにあたたかく包まれていたおかげで、

何とかこの日のお仕事を遂行できたように思っています。






山の辺の道は、当時の私と共にずっとあった道。


この地で私とずっと共にあり、ずっと見守ってくれた精霊たち。





カエルにおびえる私も、

母に会いたくて山の中で何度も泣いた私の涙も、

欠かさず行った無数のご神事も毎月の祭祀も、


たくさんの失ったものを胸に抱えて懸命にこの道を毎日歩いた私のことを、


ここにいる皆は全て知っているのでした。





ここで確かに生きていた私の軌跡を、

今確かに私は辿っている、


それはとても不思議なことであり、

そしてその一歩一歩が、

私を私に一致させていくようでもありました。













視界が開けてきました。


この坂の向こうに、次の目的地があります。












着きました。


こちらが倭笠縫邑の第一比定地である、檜原神社です。













こちらの倭笠縫邑は、

崇神天皇の御代、宮中に祀っていた天照大神を、豊鍬入姫命に託し最初に祀ったとされている、元伊勢の伝承地です。


倭笠縫邑は他にもいくつもその比定地の候補があり、こちらの檜原神社がその第一候補となっています。




ご神体は三輪山であるため本殿や拝殿はなく、代わりに三ツ鳥居がありました。













こちらの檜原神社でも帰還のご報告をさせて頂きました。


この地もやはり私にとって、とても思い出に残る場所でありました。





前回もお伝えしましたが、私の過去世の思い出と正史による歴史伝承はかなり異なります。


その是否はともかくこれは私の私的な旅ですから、

私は私の真実にこの地でさらに近づかせて頂くことができ、

胸の熱くなる想いがしました。













実はこの境内にもう少しで到着するという最後の山道の道中、

私はほぼほぼ号泣しながら歩いていました。




相変わらず無意識に湧現する尽きない自問、

ここにきて良かったのかだろうか、

私はどうすればよかったのだろうか、

私は何かがいけなかったのだろうかと、

問うたびに呼吸は荒くなり、涙は止まらず、

寒さなのか緊張なのか、ガタガタと身体が震えていました。



何ともひどい有様であったので、

そのための悪天と人払いだったのかしらと思ったほどです(;'∀')





歩きながら何度も問う私に、

やさしい木々たちはそのたびに、


貴方は何も悪くないと、

とても真摯に祭事を行っていただけだと、

不憫だったと、

まだ貴方は子供だったのに子供でいられなかった、

時代のせいだと、


そのように口々に答えてくれたのでした。













そうしてこちらの境内に着くやいなや、

まるで私の状態を反映するかのように、今度は瀧のような雨を浴びることとなってしまい、

私はほぼずぶぬれに近い状態で、

こちらでのお仕事、そしてセルフワークまでを行わせて頂いたのでした。














終了後、広い境内を見渡し、歩き、

ざばざばと降りつける雨の中ではありましたが、少しゆるやかな自分の時間を過ごさせて頂きました。



この場所を感じていくだけで、

当時の記憶の景色が現実に浮かびあがり重なっていきます。



共に過ごしていた人たちの笑顔や、

私の笑顔、

決して涙ばかりではなかった私の歴史に思いを馳せ、

遠くにうっすらと雨雲にけむる、二上山の変わらない姿に、またも涙が込み上げたのでした。














そうして檜原神社を後にした私は、神社のすぐ目の前にあるお茶屋さんに場所を移し、

ようやく休憩と暖をとることができました。



凍えた身体を一杯の甘酒が癒してくれました。













甘酒を頂きながら目にする神社の風景が何だかとても非現実的な美しさで、

不思議な幻想の中にいるような感覚で、しばらくながめていました。





私はここにいる、


そんな自分の存在だけが、時の流れの中で際まっていくようでした。















さて次の目的地へとまた歩き始めます。


ここからの道程もかなりの豪雨の中を進むことになりました。












纏向へと続く緑豊かな長い道。











美しい精霊の舞う桃の花畑を通り、










記憶のこみあげる竹やぶを抜けます。





…この竹やぶを通り過ぎる時に、突然たくさんの雹(ひょう)が降ってきて驚きました。



ばたばたと大きな音をたてて氷の粒が落ちてきた時、

さすがにこの旅がさらに荒れ模様となってきたことが強く感じられました。





この先はいくつかの古墳や祭礼遺跡などへ向かいそれぞれお仕事をさせて頂いたのですが、

ここからの内容がやはり書き記すことが出来ないということで、

これよりは旅の記録程度にさらりと進めさせて頂きますね。











まず最初に茅原大墓古墳へ。











次はホケノ山古墳です。



こちらの古墳に着いた時はいきなり雨が上がり、一度空にきれいな青空がのぞきました。












古墳の頂上から。



ホケノ山古墳では、

当時古墳の築造に関わった多くの人々が泣きながら作業をしている光景が観えました。


ひとりひとりの感謝と惜念の想いが、石に土に宿っていくようでした。














そして箸墓古墳へ。











この細道の右側は全て古墳の側面部分となっており、やはり巨大な結界が張られているのでした。



ぐるりと古墳に沿って歩いていきます。












箸墓古墳の遥拝所です。



こちらの古墳は正式には「倭迹迹日百襲姫命大市墓」といいます。



いろいろと物議のある名称ですが、

これも後世の人間の都合によるものなので、

こちらでお会いした存在には、実際どうでもいいことのようでした。












約束のお仕事を行わせて頂きました。




そしてこちらで様々にお話を伺う中で、

私自身に対してもおっしゃって頂いたことがあり、こちらはシェアさせて頂きますね。






巫女というのは、

おおいなる存在に仕えるものであって、

その時の人間の都合や便宜には全く左右されるものでない、


だからどんな巫女も、皆巫女というのはニュートラルな存在なのです、

背景も血統も利益も恩義も一切関係がないのです、


〇〇も同じでしょう、

貴方はただ巫女であっただけです、


何も気に病むことはありません、


貴方が巫女である使命を全うした以外のことは、

全て外野のことですー






…とても私の中にすっと沁み込むように入ってきたお話でした。



そしてこちらの方からおっしゃって頂けたということで、

その意味はとても深い真実の内容として、私を潤し、私を解放してくれたのでした。







こうしてまた巫女としての私がひとつ大きく昇華でき、

そして今のワーカーとしての私が、

これからもこちらの方々とも連携しながら、

新たな未来を展開していく、そんな楽しい展望が開かれていったのでした。













次は纏向遺跡へと向かわせて頂きました。



全てのお仕事を終了する頃には、この日の雨が完全に上がってくれていました。













ご報告はここまでとなります。






今回の現地ライトワークは、自分の過去世との対峙というフェーズもあって、

ご報告を終えるのに春分からずいぶん時間がたってしまいましたが(;'∀')、

さらにこの続きとなるライトワークを、先月の夏至の日に再び奈良、桜井の地に出向き、行わせて頂くことができました。



夏至の現地ライトワークでは引き続き、私の個人的過去世の統合としても連動する内容の旅となり、

そしてこの世界への働きかけ、アセンションライトワークとして、皆様に夏至の一斉ワークイベントをお届けさせて頂きました。




またこの夏至の奈良、現地ライトワークでのご報告もこれからお届けさせて頂く予定でおります。






そして奈良ではまだすることが多くあり、今後も現地へ向かうことになるかと思います。



ご縁が深いせいか、行けば行くほどにお仕事が増えていく感じがしています。





とはいえ、その他の地でのお仕事の依頼もだんだんとたまってきていますので、

奈良に限らずこれからも現地に出向かせて頂き、私にできるお仕事を、張り切ってさせて頂きたいと思っています♪







それでは今回は長い旅の記録となりましたが、

お読みいただきました皆様、どうもありがとうございました。



ご縁があってお読みいただきました方には、きっとわずかでも何らかのお役に立てる内容となっているのではないかと思います。



ご自身の過去世の紐解きと共にライトワークのお仕事をこれからされる方もいらっしゃると思いますし、

それが私のように、巫女の過去世である方も多くいらっしゃると思います。


ライトワークのお仕事に関係なく、ご自身の過去世についてこれから思い出されて行く方も多いことでしょう。





この私のつたない経験の記録が、

皆様がひとりでどうしていいかわからない時の小さな一助となれる可能性を願って、UPさせて頂きますね。





本当にどうもありがとうございました。







starylove

~貴方が貴方の真実の喜びに繋がって、 貴方の真実を生きられるようになるために~ リーブスインスティチュートで学んだ技術とオリジナルワークを中心に、常によりよいワークを研究、開発し、サポートさせて頂きます。